Release 8.1では、WebSphere TXプロダクトの機能がさらに拡張され、使いやすくなりました。新しい機能や拡張された機能を以下で説明します。
- アクセス性の向上
- 視覚障害者向けの読み上げ機能(JAWS のような)に対応
- ICU(International Components for Unicode)3.2.1 に対応
ユニコード4.0 をサポート。200 以上のコードページが利用可能になりました。
- Design Studio の機能性向上
- GUI を変更
従来の色によるアイコンの識別を、形状で判断できるようになりました。 - タイプデザイナの機能追加
そのタイプがどこで使用されているかを容易に見つけられるように「ジャンプ」メニ
ューを追加しました。 - マップルールの操作追加
従来は組み込み関数を「関数の挿入>挿入」の操作だけだったのを、関数名をドラッグ
&ドロップで適用できるようになりました。 - 機能を追加
「NONE を挿入」「内容の消去」の2つを追加しました。 - 標準で複数の言語をサポート
- マップデザイナ
Data Power の関数が利用可能になりました。
「すべてビルド」にプラットフォーム指定ビルド機能を追加しました。 - タイプデザイナ
「検索、置換」機能を追加しました。 - XML 拡張
「ドキュメント検証>Well-Formed(Xerces only)」から、Xerces タイプツリーでの入力
カードレベルのXML スキーマ検査を無効にできます。
いくつかの制限つきで「xsi:type」属性が利用可能になりました。
Xerces タイプツリーでの「Reject」「Restart」属性が利用可能になりました。
- GUI を変更
- アダプタの拡張
- FTP にコマンドを追加
「Move」が利用可能になりました。
- FTP にコマンドを追加
- 外部関数の拡張
- EXIT 関数の拡張
ユーザが独自にカスタム関数を作成できるようにし、サードパーティ製品とのシームレスな連携機能を実現しました。
- EXIT 関数の拡張
- 関数ライブラリ
以下の3つが新規追加されました。
Mathlib
sin/cos/tan/exp/fact/log/power/pseudorandom
Resourcelib
locale/resource alias/intalldir
Xmllib
validate/query/XML 入力時のXSLT 変換をサポートしました。 - ライセンス管理
- ITLM(IBM Tivoli License Manager)
ITLM2.1 機能に対応
- ITLM(IBM Tivoli License Manager)
- リモートデバッガ
- EventServer またはCommandServer を稼動させる対象機(Windows、UNIX、Linux、USS)上のデバッグを、Windows 環境上のDesign Studio 上で可能になりました。これにより、複数の開発用ランタイム環境を持つ必要がなくなりました。デバッガでは、ブレークポイント、値チェック、ステップイン・ステップアウトなどが利用可能です。
- パフォーマンス
- 拡張されたマップ・プロファイラにより、データ変換プロセス全体のパフォーマンスを一目で確認することができるようになりました。複雑なマップを個別のマップに分解したり、見落としが発生したりすることがありません。結果はテキストファイル、スプレッドシートなどの単一のレポートに出力することができます。
- Data Power との連携
- WebSphere DataPower SOA appliances 上でのマップ実行が可能になりました。
- アプリケーションレベルでのLocale 変更が可能になりました。
- ユーティリティ
- オプションの追加
コマンドユーティリティ「mcompile」にData Power 用のオプションを追加しました。
- オプションの追加
アップグレードの際の留意点
- パフォーマンスの問題により、全てのマップ/ツリーを8.1 で再コンパイルして下さい。
- タイプツリー内の言語設定は新しいコードページを使用してください。
「欧米-Native」は「ASCII ではなくLatin1」になっています。 - 古いバージョンとの共存
古いバージョンと共存できますが、ver5.0 はver8.1 と互換性がないため
コンパイル済みマップは再生成が必要です。


